さっき俺はブランケット抱いて旅に出た
住み慣れた街を出て灰色の道を抜け
目的なんか何にもなくてひたすら車走らせた
めぐりゆく景色に鳴り止まないエンジン
目的なんか何にもなくて揺れていた
揺れていた…
揺れていた…
流れる川を越えざわめく街を抜けそろそろ海へ行こうか
入れ替わる景色にそっと心のせ走ろうぜ
乾いた俺の道を照らすのは 真っ赤な丸い太陽だけさ
めぐりゆく景色に鳴り止まないエンジン
目的なんか何にもなくて揺れていた
揺れていた…
揺れていた…
そびえたつ山を越えざわめく街をぬけそろそろ海もみえてきた
喧噪に巻かれたしがらみ風に乗せどこまでも行こうか
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